あいうべ体操・ゆびのば体操の「みらいクリニック」院長 今井一彰

薬を使わない治療を目指す福岡博多のクリニックです。息育 足育二つのソクイク。あいうべ体操(口呼吸改善)、ひろのば体操(足指体操)。

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2006年09月

お腹を触ったとたん泣き出しちゃった5

「近くの小児科にかかったけど、良くなりません。お友達から聞いてこちらへ来ました」
とXちゃんのお母さんは言いました。Xちゃんは、アトピー性皮膚炎と喘息で苦しんでいました。

アレルギー専門の小児科にかかっているけれど、薬が増えるだけで全然症状が改善しないというのです。

「あぁそうですか、大変ですね」

診療室に入ってきたときから、原因は分かっていたけれど、普通に診療をはじめました。

Xちゃんは、緊張しているのか、こちらの問いかけにはほとんど答えません。

「じゃお腹を見せてもらおう、横になってね」

横になってお腹を触っていると、泣き出してしまいました

「あぁごめんね、おじちゃん痛いことしなかったつもりだけど、どこか痛かった?」

泣きじゃくるだけです。緊張の糸がほどけたのかも知れません。

「おじちゃんが、お肌がきれいになる方法を知っているよ、必ず良くなるよ。すべすべなるよ」

お母さんに、”あいうべ”を教えて、少量の漢方薬を処方しました。

2週後、きちんと受診してくれました。
診察室に入ってくるときに、お肌が改善していることが分かりました。

雨模様の表情ですが、今回は何とか大丈夫。

「どうですか?」
「随分と皮膚をかかなくなりました。”あいうべ”も何とかやっています」

「どうですか?」
Xちゃんに聞きましたが、答えはありませんでした。おじさんはとても警戒されているようです。同じ年頃の娘にもすでに
「お父さんきらい
と言われているので、仕方もありません。娘は、こちらが愛情を示すほど逃げていくようです。

お肌が徐々に改善するのを確認して
「頑張ったね。また会おうね。もっときれいになるからね
と診療を終えました。

抗アレルギー剤なんな使う前に、もっとやるべきことはたくさんあります。薬を処方するのは最後の手段です。医師も親も手っ取り早い方法をとってしまうので子供が迷惑します。

ちょっとしたことで体はどんどんと変化するのに。Mottainai!!

御利益ではありませんよ「あいうべ」は

「これやったらゼッタイ治りますかね?」

(えぇ治りますとも、かならず)
と言ってあげたいところだけれど

「分かりませんねぇ、やってみないことには」
と答えます。

「あいうべ」を説明すると必ずこうやって質問する方がおられます。最近は、「治ります」なんて説明して、治らなかったら訴訟が待っている!!と考えると、言葉もとても慎重になります。

そんなものはやってみないと分かりません、やってだめならまた別の方法を探し出すまでです。でも、「あいうべ」だけでけっこういろいろな症状が取れてしまうから、やらない手はないと思います。

一回する毎に100円いただきます、何てことを要求するわけでもなく、10分くらい「あいうべ」の効能について述べても、患者さん自身がやるかやらないかだけのことだから、お金はかからない。特別な道具を必要とする訳じゃない、ただその通りに口を動かすだけですから。

なにやら「○△※※★$〆」と呪文やまじないを唱える訳じゃなく、しっかりとした目的があってする動作をただやってもらうだけなのに。くちの動作には意味があってしてもらっています。ただ単にへんな言葉を言ってもらうわけではありません。

実際やってみてダメなら文句を言って欲しい、やる前から「やったらどうなるか」なんて考えていては治るものも治らなくなります。

「やったら治るかなぁ?でもねぇそんなことでねぇ」

そんな気持ちになってしまうんでしょうね。ただ口を動かしてみることにこんなに迷うなんて。

「爪もみ」もタダ、「あいうべ」もタダ、まずはやってみましょうよ。

カルシウム・サプリに骨強化の効果はない=英医学誌

まぁ当たり前のことを確認したことに過ぎないけれど、やっぱり3000人近い人数を集めてやると説得力があります。

カルシウムはそれほど骨の強さには寄与していないことは、骨の構造を考えると分かりますが、カルシウム、カルシウムと、うるさいほどに(牛乳関連の人達が)宣伝しているのがますますうそ臭くなります

この結果を見て、やっぱりマグネシウムと一緒に取らないからだという人も出てくるでしょう

私はいつもこの例を挙げます。

アメリカ人の一日あたりカルシウム摂取量は世界一で800〜900mgと言われています。日本人は500mg、日本人の所要量が600mgを推奨していますから、ちょっと少なめです。
ところが世界には一日13mg(台湾)、8mg(!!!ガーナ)などと信じられないくらい少ない量しか摂取していない人々もいます。アメリカ人とは100倍違います。

それではガーナの人々はみな骨がもろく、歯も弱いのでしょうか。信じられません。

さてこの結果を受けて、医療機関でカルシウム剤の投与を受けている人はどうなるのでしょうか。薬として認可されているから別?なのでしょうか。

うれしい別れをひとつひとつ5

ブログを引っ越しして、いきなりの話題が別れです。

私の目標は、患者さんと一日も早くお別れすること。
だれも長く治療を受けたいなんて思いません。

Xさんは、潰瘍性大腸炎で悩んでいました。血便、腹痛がひどくなり、一年の内に数回も入院することが何年も続いていました。さまざまな治療を受けたのですが、なかなか良くなりません。

「大腸を切除しましょう」

主治医からの言葉は、これでした。炎症性の腸疾患では、最終手段として、腸を切除する、というスゴイ手段が使われます。悪いものにはふたをしてしまえ的な荒技です。もちろんそれで、助かる方もいますから一概に悪いとは言えません。
でもXさんからすると、「お腹を切りましょう」「はいはい、分かりました」と承諾も出来ません。その頃に、刺絡治療(爪もみ)を知り、受診されました。

初めはなかなか症状が落ち着かず、それでも遠方からまじめに通ってこられました。

すこしずつ症状が取れてきたのは、受診して1年ほど経ったときでした。それまで、経口ステロイド剤を服用しなければ、血便が出ていましたが、注腸(浣腸する)ステロイドで症状が軽快してきました。

その後、症状はどんどん良くなり、ステロイドも中止することができ、最近では2ヶ月に一回の受診でも、症状はほとんどでなくなりました。

Xさんが、久しぶりにやってきました。

「いかがですか?」
「えぇほんと調子は良いです。ステロイドはずっと使っていません」

私の山口での診療日はグッと少なくなることもあり、
「いったんこれで診療を終えようと思いますがいかがですか」
「そうですね。悪くなるようならまた来ます」

「長い間治療にかかってしまって申し訳ありません。私にもう少し脳力があれば、もっと早く治療を終えることが出来たのに」

それでは、と握手をして分かれました。もう二度と病院では出会うことがないことを心から願います。

患者さんを握手して送り出す、この一瞬はとても素晴らしい。

楽しい、うれしい別れをひとつひとつ積み重ねていくことは私にとってこの上ない喜びです。

みらいクリニックでも、たくさんのうれしい別れができますように。

ブログを移転しました!5

ブログをYahoo!から引っ越しました。Y!はあまり自由がきかなかったのとクリニック新設に当たり切り替え時と考えlivedoorにしました。
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今後ともよろしくお願い致します。

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