昨日、読売新聞の社会面に加圧トレーニングが載っていたといって、新聞の切り抜きを持ってきてくださった方がおられました。我が家は新聞を止めて久しいので、とてもありがたく感じます。
ISS(国際宇宙ステーション)での応用研究が行われているとの記事でした。今年の末には、ISSモジュール”きぼう”がスペースシャトルに搭載されて打ち上げられる予定ですが、そのときに加圧がどうなっているのかとても楽しみです。
一昨日ブログでお知らせした論文は、あっさりと査読を通ってしまいました(ちょっと拍子抜け)。編集の先生からは、他の依頼論文でもreject(却下)されるのもあったと聞いて、二度ビックリ。ありがたいことです。これですこしは加圧トレーニングの普及に貢献できると思います。でも、英文要約がとても心配、、、、。
ところで、日本の各地から電話での問い合わせがあります。山口病院には、主に爪もみや自律神経免疫治療に関してです。多くのかたが、病気で苦しんでおられます。そして、”一生治らない”とか”病気とずっとつきあっていくことが必要”という言葉に傷ついておられます。
今の時点で、”一生治らない”かもしれませんが、それは未来に対してのことではありません。先のことは分かりませんから、”一生治らない”かどうかは”分からない”のです。”治らない”のではなく”治せない”のです。”治せない”という言葉を使いたくないから、”治らない”と言葉を換えるのです。
私の治療に限らず、薬を止めたり、通院を止めたりすることが出来る人もたくさんいます。
言葉はとても大事です。あなたが言われた”治らない”という言葉は、本当なのか、嘘なのか。”治せない”を言い換えているだけではないのかと疑ってかかる必要があります。
昨日も”うれしい別れ”がありました。関節リウマチで通院されていた方ですが、まったくお薬が必要なくなり、体調も回復し、”さよなら”を告げました。通院してから、7ヶ月目でした。こんなうれしい別れをどんどん重ねていかねばと思っています。
未来は誰にも分かりません。人間の浅はかな知識でそれを予測することは不可能です。そこに希望があります。知識ではとても不十分です。体験することが大事です。教科書から得られる知識は、ほんの一握りです。そのことを知っておかないと、そこから抜け出すことは出来ません。
いろいろな病気の”治ったさん”が一人でも多く増えますように
(まとまりのない文章になってしまいました)