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思いがけず同日に患者さんから開院祝いと食品を頂いた。

山口の方からすると、診療日が減ってご迷惑を掛けているのに、ありがたいことです。

頂いたものは、写真の二つ。山口県を代表するお酒、旭酒造の獺祭(だっさいと読みます)と中屋のウニ。どちらもとても美味しい。

獺祭は、磨き2割3分なんて言う、元の酒米を7割7分棄ててしまうという暴挙にも似たような大吟醸酒も有名ですが(因みに獺祭は、香りが強く、私は日本酒の叶姉妹と呼んでいます、華やかな席や女性には喜ばれます)、こちらは温め酒という熱燗(しかも45℃!!)で頂くというもの、さらに吟醸酒です。

吟醸酒を燗するというと、「はぁ???」と言う人もいますが(居酒屋であきれられ、断られたこと有り)、ちょっと興味を持って燗してみると、こりゃなかなかというお酒もあります。

そこで、この獺祭、温め酒、どうなんでしょ。

早速チンしてみました(この辺のこだわりはすくない、、、)。

アチチとなる温度なので、当然アルコール臭が強いのですが、これが飲むとひじょ〜〜〜にすっきり。純米酒を澗した時とは違い、いろいろなアミノ酸の混じった味がしない、吟醸酒だから当たり前なんて思われるかも知れないけれど、料理の味をいっそう引き立てる味わいです。

獺祭、見直しました。その香りの強さから、なかなか注文する気が起きなかったのですが、これは良い!!

そして、中屋さんの瓶詰めのウニ。この中屋のウニは、普通の瓶詰めと違ってアルコール臭がきつくなく、ドロドロとウニが溶ける風でもなく、ある程度つぶつぶの形を保っています。

山口県でも日本海側はとっても美味しいウニが取れ、中でも相島のウニは別格です。最近では、東京、大阪といった大消費地に持って行かれ、なかなかお目にかかることも少なくなってしまいましたが、この相島のウニ(しかもシーズン真っ盛りの8月下旬)はサイコ〜〜〜〜です。

食べた誰もが絶句する、その味わい。ちょっとお目にかかれませんぜ。

季節が終わってしまうと、あ〜〜あと一年待たねばならぬかと少し寂しさを覚えるほどです。

山口の名産、酒とウニ、この二つを頂いたのを機に紹介しました。

でもやっぱりお酒は、東洋美人がおいしいな、今年の冷やおろしも最高でした!