電磁波問題を考えている「ガウスネットワーク」からがうす通信という冊子が定期的に送られてきます。今号は、読売新聞紙上にて電磁波問題が連続して取り上げられたとのことでした。
新聞を定期購読していない私としては、まったく知りませんでした(汗
早速WEBで確認してみました。
環境ルネサンスという特集のページです。大手マスコミにしては、とても踏み込んだ書き方をしており、時代の流れかなと思います。少しずつ電磁波のリスクに関しての情報が出つつあります。
環境ルネサンス「(5)リスクの有無より対策を」のところで「電磁波は危険か安全か、という二項対立は不毛」との文章があります。私もそう思います。確かに、電磁波ある環境にとってとても危険です。しかし、現在の世の中で電気を使わない生活ができるでしょうか。
みらいクリニックには電磁波過敏症の方も来られます。症状が様々ですから、周囲の方々の無理解によって苦しんでおられます。でも、電気を使わない生活はできません。それならば、無理に避けるよりも体を治して耐えられるようにすればいいと考えます。そして、そのように治っていく人もおられます。
とても有意義な記事だと思いますが、、、100μT(マイクロテスラ、1Gガウスに相当)が国際的な基準で、IH調理器はこれ以下だから大丈夫としています。でも、例えば小児の白血病などは4mG(0.4μT)でも危険といわれていますから、その差は大変な開きです(25倍!)。IH調理器は30cmのところで7〜113mGですから、やはり長時間使わない、近くに寄らないことが大事といえます。
短期的な視野で見ると”大丈夫”かもしれませんが、お子さんと一緒に調理したりする場合、頭部に近かったりすることの危険性は分かっていませんし、10年、20年と使用するものですから、すぐに結論を出すことは難しいと思います。
電磁波過敏症に関しては、2005年12月にWHOから見解文書が出ています。
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