まだまだインフルエンザが流行っていますね。

通常だとこの時期ではB型が多いのですが、A型の方が多いのが今シーズンの特徴ですね。

インフルエンザに罹患した方から必ず聞かれるこの一言

「予防接種をしたのにかかってしまうんですね」

そうなんです。インフルエンザワクチンを接種したからといって効果が出るわけではありません。こう言うと、12月頃に接種した人は、ワクチンの効果が切れているから、だから2回接種しろ等という医者が出てくるので困りものです。

インフルエンザワクチンに対して、どうして多くの方が過剰な期待を持たれているのか分かりませんが、ワクチンの接種数(出荷数)とインフルエンザ感染者の数は反比例(つまりワクチンを打つ人が増えると、罹患者が減る)していません。

予防接種してもかかる人はかかるし、かからない人はかからない。免疫力の低下している人ならまだしも、健康な成人が”予防接種を打たなきゃ”と心配しているのを見ると、きちんとした情報を医療機関が伝えていないのだなと思います。

インフルエンザワクチンは、健康成人には”おまじない”程度に思っていた方が適切です。接種したからかからなかった、接種してないからかかってしまったというは結果論です。

当然我が家では子供達も接種しません。”ムダな”医療費は削った方が懸命です。