ブログを読んだ嫁が
「なんだか最近は文章に切れがないねえ」
と言ってきた。
「なんだかブログ見てますよって声をかけられることが多くなって、あんまりうかつなことがかけないなあと思って、どうしても筆が鈍ってしまってね」
個人名が特定されないようには注意を払っておりますので、もし””という表現があれば教えてください。
ところで、靴にはちょっとこだわりのある私ですが、現在履いているのは「finn comfort」と「Ganter」というドイツ製の靴です。院内のサンダルは、(未だに数年前の)ビルケンのalproを履いています。ビルケンはサンダルも持っていますが、中敷きが堅くて好みではありません。alproは静電気防止のために(仕方なく)履いております。
finn comfortもGanterもちょっと値段が高めなのが玉に瑕です。まぁ当たり前なのでしょうが、頻繁に買うというわけにもいきません。
本題です
屋外での撮影を終えて、水道橋駅近くの懇親会場に向かいました。店内にはいると、もうほとんど満席状態、すでに宴たけなわといった感じです。
やっと空席を見つけて、座りました。さて、とりあえずのビールをと思い、目の前のピッチャーに目をやると、やりましたプレミアムモルツでした。心の中で大喜び!!一杯目は一気に飲み干しました。
両側に座っていた方とは面識が無く、左の方から声をかけられました。名刺を渡すと、「AKA(関節運動学的アプローチ博田法)もするんですか?」と訪ねられ、「AKAで腰痛を治してもらったんですよ」とうれしいご報告を聞きました。右の先生は福岡県飯塚市で開業準備中の方で、「私も飯塚に住んでおりました」、と話に花が咲きました。
いろいろなテーブルを巡り、ライターのNさんとNさんからご紹介いただいた出版社のMさんと加圧トレーニングや”あやしげな”治療についてのお話をしたり、S書籍のT社長に「こんなのどうですか??」と売り込んでみたり。
別のテーブルに移ったときに、
「いまかず先生にはこの人にあってもらわなければ」とHさんが呼び止めました。
「こんばんは、お世話になります」
関西弁で話すこの人は、聞くと靴や靴下の専門家といいます。関西弁からあやしげな雰囲気が漂っています。
私の足を見るなり
「右の膝が悪いですね」
「何で分かりますか?」
「いつも見ているから分かります」
私は、若い頃に両膝を痛めて手術をしています。
「でも左足の方が悪いんです」
「それはかばい足です(悪い方をかばってしまうので、良い方が悪くなってしまうの意?)」
「じゃあ手をお腹の下で組んでみてください。私がそれをぐいっと下に押しつけると、右足が出るはずですから」
(もううさんくささ爆発ですまた変わった人をHさんも紹介するモンだな)
ぐいっ
(とととっ)右足が出てしまいました。そんなことあるモンかと足を踏ん張っていたつもりでしたが、右足が出てしまいました。
「次は後ろで組んでみてください」
同様に右足が出てしまいます。
「じゃあこれを履いてみてください」
と出されたものが、五本指ソックスです。
「これは中足骨を締めるからとても安定するんです」
と説明を受けましたが、五本指のソックスくらいだれでも履いたことがありますよね。それで変わること無いだろうと、ちょっと不格好なソックスをものは試しと履いてみました。
良く違いが分かりませんが、、、
「じゃあまた押してみますよ」
「あれっ今度は足が出ないですね。とっても安定しています」
周囲の人も不思議がっています。
「じゃ歩いてみてください」
靴下のみで歩くとずいぶんと楽に歩けます。まぁこんな事もあるのかなくらいにしか”思いたくなかった”のですが、明らかに違います。
「私は靴にはちょっとこだわっているんですよ」
「ちょっと見せてください」
「finn comfortもいいですが、丸ヒモはダメですね」
「そんなヒモの形で変わらないでしょう」
「いや全然変わりますよ。結び方でも変わりますよ」
「そんなこと無いでしょう」
とちょっと変わったヒモの結び方をしてもらいました。finn comfortの靴は私に合っており、とても気持ちよく履いていましたが、踵の部分がちょっと軟らかいのが気になっていました。
「これも良い靴ですが、ここ(踵の部分)が弱いのが欠点です」
と思っていたことをそのまま指摘されました。
歩いてみると””
言葉では表現しづらいのですが、それまでの靴が”ぴたっ”という表現なら、まるで靴が足に吸い付くように、そして羽が生えたように”ぴったり”なのです。歩きが全く違います。ヒモの結び方でこれだけ違うなんて!!
「こっちも変えてください」
右だけ結び方を変えてもらっていたので、左が気持ち悪くなってしまいます。
あぁあ
何という気持ちよさ。私は足の格好が不格好なので、靴選びには苦労するしていました。いろいろなメーカーのを試しましたが、これはというのは現在はいているものが最高でした。
しかし、靴下とヒモの結び方で別の次元に行ってしまった感じです。
Hさんが「この人には会ってもらわないと」と言っていた意味が良く理解できました。
これだけのことで靴が変わってしまうならば、私はこれまでとても損をしていたことになります。もうこの靴下無くては生活したくない、このヒモの結び方以外では歩きたくないと思わせるくらいの変化です。
この靴と靴下の専門家さんは、松藤さんと仰います。郷里はなんと福岡だそうで、GWには実家に帰省されると言うことでしたから、
「是非、途中でみらいクリニックに寄ってください」
と無理をお願いして、寄っていただき、さらに詳しくお話を聞くことにしました。
私は、足先だけが冷えるのですが、この靴下をはいていると全く冷えないのです。まさに自動で爪もみをしてくれている状態です。
しかし、文章だけでは伝わらないでしょうねえ。返す返す残念です。
感激を携えながら続く、、、、
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