「11月から靴下外来を始めるんですよ」

というと、笑い出す人、不思議そうな顔をする人、困ってしまう人、さまざまです。

以前からおつきあいのある方々は、また変なことを始めるのかという感じの方が多いのですが、私は至ってまじめなんです。

「靴下って、靴下ですよ、ソックス!」

「はあ、それでどんな外来を」


「いやあ、どんなって、靴下を処方するんですよ。普通の病院は、薬を処方するでしょ。靴下外来では、靴下が処方薬と同じなんです」

「でも靴下って、そんな種類ないでしょ」

「と思うでしょ、ところが現在用意してるのだけでも50種類以上あるんですよ。これらを使いこなしていくのは、至難の業ですよ」

「そんなモンですかね」

「そんなもんです」

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「先生、これ、私もう脱いでいかんけんね。このまま帰るけんね」

膝の不調で来院されているSさんが、待合室でこう言われました。

ゆびのばソックスを履いて、調子が上向きだったのですが、お孫さんの結婚式までになんとかしてくれと期限を言われて、もうすこし良くなりたいと・・・

「じゃあ、とっておきの院長管理の靴下を出しましょう。これは靴下外来の方専用品です。履いて比べてみてください」

と履いていただいた、後の言葉が上です。

Sさんも普段ゆびのばソックスをはき続けたからこそ、その違いが履いた瞬間におわかりになったのでしょうね。

処方箋に靴下を書く?

ちょっと笑われた方!びっくりしますよ!!