加圧トレーニング統括指導者講習の際に、発明者の佐藤会長が

「脳卒中の方のマヒもその場で動くようになりますよ」

とさらりとおっしゃったのを覚えています。

「へぇ〜」と口で入ったものの

(またまた、そんなの良くなるはずがないよな)

と心の中では思っておりました(今考えると反省)。

普通の医学常識では考えられませんから、ジッサイ。

ところが後日、筋力アップクンを使って、脳卒中の方に加圧・除圧を繰り返すと、なんとその場で動かなかった指が動くようになりました。

患者さんもビックリされましたが、私はもっとビックリ!!

「あれっ動きましたねえ。スゴイですね。不思議ですね」

おいおい、ホントに指導者かよって感じです

加圧トレーニングインストラクターも、脳卒中の方でその場で動くことがある(全ての方がそうなるとはもちろん限りませんので、ご注意を)と話していましたが、こちらも、これまでの経験からそのようなことを受け入れられるわけではありません。

「ほんとですか?スゴイですね」

と口で入っていますが・・・どうせ当時の私と心の中は一緒だったのでしょう。

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Tさんは右半身が不自由と言うことで、ご主人と連れだって来院されました。

自律神経免疫治療(刺絡治療)をご希望だったのですが・・・

「いや、刺絡治療よりも加圧の方がずっと効果があります」

と迷わず加圧トレーニングを選択しました。患者さんのご希望であっても、よっぽどの理由がない限り、最善と思われる治療を提案するのは当然です。

いきなり加圧トレーニングと言われても、「???」ってなってしまいますね。

お昼休みを利用して、しっかりと説明し、トレーニングをすることにしました。

「さあ、これが加圧された状態です。腕を動かしてみてください」

加圧されて、血液が充満し、赤くなった右手(このときは右手のみに加圧)の指を曲げ伸ばししてもらいました。

「あれっ右手が動きます」

それまでTさんは、右手を開くときは、左手で介助していたんですが、それも必要なくなり、左手と同じように、右手を”にぎにぎ”することが出来ます。

加圧をして、わずか数分。これまで20年来動くことのなかった右手が動きます。

「ほら、そうでしょ。加圧トレーニングなら、こういう事が起こるんです。じゃあ、次はペンで字を書いてみましょう」

と、ペンを渡しました。鉛筆を握ったことがないからと、初めはビックリしていましたが、しっかりと握ることが出来ます。

「じゃあ、この上に字を書いてください」

もちろんしっかりとした字は書けませんが、止めたり、はねたりは出来ます。

「20年ぶりにペンを持ちました・・・

ご一緒に来られたご主人もひどく驚いておられます。

「これが加圧トレーニングの効果です(^∀^)」

(繰り返しますが、もちろん全ての方に同様のことが起こるわけではありません)

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その後、インストラクターに、

「どう?ボクの言っていたことウソじゃなかったでしょ。動くなんて信じてなかったでしょ」

「はい、信じてませんでした。動いたときは、大声で叫びそうになりました」

「やっぱりね。ボクも初めは信じられなかったからね。でも加圧ってスゴイよね」

「はい、スゴイですね」

加圧トレーニングが、医療を変えていく日はそう遠くないですね!