「おう、一彰か」

と先日、鹿児島へ出張靴下外来をした叔父から電話があります。

「体力がついてきたみたい。疲れにくくなった」

「立ち上がるときにものをつかまなくても良くなった」

「またすぐにプールで運動しようという気になる」

などと変化したことを教えてくれます。

「履くだけだからおもしろいよね」

「そうだな。もう病院にも行っていないしな」

と早々に治療をあきらめていましたから、これくらいのことで良くなってくるとなかなか自分の体ながら信じられません。

「そういば、靴下が履きやすくなったぞ。まえは時間がかかっていたのに」

「そうでしょう。指が伸びてくると自然と履きやすくなるから」

次はぜひ靴を作ってみてくれとお願いしております。靴下でこれだけ変われば、靴を変えたら・・・・こんどはスキップが出来るかもしれません。