皮膚病でお悩みの女子高生。

いろいろ治療をしたけれども全然良くならないのでわざわざみらいクリニックへと受診してくれました。

ステロイド剤を塗っているけれど、一時の改善だけですぐに悪くなってしまうという状態を繰り返しています。全身に赤い湿疹が広がっています。特に腹部がひどい。

”あいうべ”体操の指導とすこしの投薬で治療を開始しました。隣でお話を聞いていたお母さんはとてもいぶかしげ。

2週間後にはずいぶんと湿疹の色が薄くなりました。

2ヶ月後には全く気にならない状態になりいったん治療を中断しました。

これだけでもうれしいですね。”あいうべ”体操できちんとした鼻呼吸が出来るようになるとお肌が良くなる。

どうしてこういった簡単で大事なことを学校で教えてくれないのだろう。不思議だ。風邪予防にマスクなんかするよりずっと大事なのに。

さて、この子が久しぶりに受診しました。鼻水が出るようになってきたとのこと。症状が良くなると気持ちのたががゆるんで、口元もゆるみがちになりますから良くあることです。

お肌を見せてもらうと、ますますきれいになっていました。初診時の写真と比較すると全く別人、最終治療から3ヶ月経っていますから、その間は薬もフリーの状態でした。

この瞬間が好きなんですよね。

「地球に生まれて良かった〜〜〜」


「人間の治療してて良かった〜〜」



と大声で叫びたいくらいです。隣で見ていた田中ナースも症状の変化にビックリ仰天(古いですがこの表現がぴったり)。まわりのスタッフにはもう当たり前の光景になっているのですが・・・

これから花粉症のシーズンになり、花粉の飛散状況やはやめの服薬をなんて呼びかけがされることと思いますが、そういう情報にさらされることによって体が悪くなってしまいます。

”あいうべ”体操で花粉症なんか撃退、としっかりと口角を引き締めていきましょう。