「どうしても入院できない。今入院すると仕事が・・・」

と切羽詰まった様子で、Aさんが来院されたのは今年の一月です。

潰瘍性大腸炎ですでに20年近く治療をされています。

プレドニン(ステロイド剤)が20mgという結構な量を服用しても症状は治まりませんでした。

主治医が、

「入院して様子を見ましょう」

と言われたことから、もうこれ以上は休めない、何とかして良くなる方法は?とみらいクリニックを探してこられました。

初診から、2ヶ月が経ち、プレドニンの量は半分の10mgになり(この間の治療は3回のみ)、さらに減らすことが出来そうな体調でした。

4回目の治療の際、「この頃は少し停滞気味で・・・」と仰いました。

「あいうべ、サボってるでしょ?」

「う〜ん、前よりはしていないかも」

「自信を持って、やっているといえないでしょ?」

「そうですねえ。分かりますか?」

「そりゃ、仕事ですから。簡単です」

”あいうべ”をしていない人はすぐに分かります。それを見つけるのが私の仕事ですし、生きがいですから。すぐに分からなければ、アドバイスのしようもありません。

「良くなってきて、薬が減ってくると、”たが”がゆるむんです。皆さん同じような経過をたどりますよ」

”あいうべ”をサボりだしたと言うことは、良くなってきている証拠でもあります。

私にはすぐに分かりますからご注意を!!