20日は、歯周病と全身疾患の勉強のために、ブラウンの方に来ていただき、クリニックで勉強会をしました。

私が、口腔ケアで使っているのは、ブラウンのOralBです。ちょっとうるさいですが、歯垢(プラーク)をしっかりと除去してくれます。

なぜブラウンかというと、この冊子を作った会社だからです。これは必見です。ちょっと大きいファイルですが、ダウンロードしてみて見てください。

歯垢を除去して、歯茎を健康に保つことは口腔内のみならず、全身の健康のために必須です。

私が、あいうべ体操を思いつく発端となった関節リウマチ患者さんの”匂い”というのは、一つは口腔からのものでした。でも、幾人かの歯科の先生に尋ねても満足した答えは得られませんでした。

それもたかだか10年ほど前のことなんです。

時代は徐々に変わって、循環器疾患、早産流産、糖尿病、誤嚥性肺炎などと歯周病菌の関連がはっきりとしてきました。これからはもっと明確になるでしょう。

ただ医科の方では、それほど問題としている人が少ないのが現状です。

さて、一通りの歯周病や磨き方の説明が終わった後は、ブラシを持って実際に磨いてみます。

電動歯ブラシはだめ、やはり手磨きじゃないとという先生もいるのですが、あくまでも理想であって、一日のうちに10分も20分もブラッシングに時間をかけられる人はそう多くないでしょうし、磨き方にもムラが出てきます。

電動歯ブラシをつかって、時間短縮、しっかりと歯垢を除去できれば、浮いた時間を他のことに使えます。

口腔内環境を整えること(オーラルケア)は、健康の入り口です。もちろん口呼吸で、口腔内を汚してしまうのは頂けません。しっかりと唾液を出して、歯垢を除去して、身体の中に入っていく微生物をなるべく少なくすることが望まれますね。