久しぶりに広島の竹野先生と会いました。
早速、最近の症例についてお伺いします。
竹野先生はマメですから、治療前後の写真をきちんと保存しておられます。
10年ほどおつきあいのある私ですが、いつもいつも勉強になります。
やはり服のタッグや、下着、ベルト、布団など様々なものが身体特に皮膚に悪さをしています。
普段の診療では忙しくてなかなかそこまで気を配れないのですが、やはり!しっかりと指導しなくてはいけないと決めて、松田ナースを実習に行かせることにしました。
いろいろお話ししていると、ふと
「あれやってくれ、これやってくれ、という人は良うならんね」
「どういう意味ですか?」
「Oリングで治してくれ、AKAで治してくれ、と来る人はあまり良うないね」
「確かに」
「やってもらいたい治療がある人は、なかなか効かんよ」
手段にこだわって、結果を重視しない人は、やはり治療成績は悪いと感じます。
「治る」と言うことが大切なのであって、「どうやって」(手段や方法)はあまりこだわってはいけないと思います。
そこにこだわってしまうと、良い結果が得られなくなることが沢山あります。
だから私も一つの手段に執着せずに、”治る”ことに執着します。
一つのことにこだわり抜いて物事をなしていく人もいると思いますが、ごく少数ですね。
東洋医学が、西洋医学がという範疇にとらわれずに、”治る”医療を求めていきたいと思っています。
広島近辺で、難病でお困りの方は、竹野内科消化器科クリニック(市電紙屋町駅からすぐ)でご相談されてはいかがでしょうか?