第31回AKA医学会に参加してきました。

この度は、山口県は宇部市で行われると言うことで、母校の医局へも顔を出してきました。

宇部は交通の便が悪いので、今回は車で行くことに。診療を終えてからの出発でしたから、到着した時はすでに日没。大学病院周辺の道路は若干変わっており、ちょっと迷った(汗

土曜日の夜ですから、もちろん当直時間。その夜は、研修医の頃お世話になったT先生。積もる話で2時間!ゆびのばソックスを穿かせて、”あいうべ”の話をして(笑

救急病床は、かなりベッド数も増えていて、いろいろな器機にあふれておりました。

翌日は、学会場を抜け出して、来年退官予定の教授のご自宅へご挨拶に上がりました。

そこに居座ること4時間。奥様の靴なども拝見し、「なんの医療をしているんだ??」と不思議に思われたことでしょう(笑

学会場へ戻ると、実技講習の時間。1時間ちょっとの時間しかありませんから、仙腸関節と椎間関節くらいしか指導できません。

実は、参加する一週間前に、息子にいいところを見せようと2m程の塀からジャンプしたところ、右足首を受傷。それほど痛くなかったのですが、この度の長時間運転で疲労が蓄積したのか、痛みと腫れが足首に出ておりました。

AKA博田法は、自分で自分にするのが難しいので、名古屋のH先生を捕まえて、「よろしくお願いいたします」。

その場で可動域や痛みは改善し

「やっぱりAKA博田法は良いね」

なんて改めて実感。

えっ学会場を抜け出していたときの講演はどうするんだって?しっかりビデオに収めているから大丈夫です。

AKA医学会も、人数は増えず、治療手技としては素晴らしい物なのですが、習得が難しいのが難点ですね。広まっていくと、従来の痛みに対する考え方、治療のアプローチを変えていくのに充分なインパクトを持っていると思うのですが。

多くの方の治療をすることによって、それらを示していかねばならないでしょうね。しっかり頑張ろうっと。