必ずや加圧トレーニングは世界を席巻する、と信じてきたが、着々と現実になりつつある。
この本の執筆者の一人に名を連ねることが出来るのは、本当に誇りに思う。

私は、「免疫疾患と悪性腫瘍」の9章を担当させてもらったが、中国では、加圧トレーニングががんに与える影響の研究が始まるらしい。

スゴイ。

私が、加圧が一番良いと思えるのは、時短、だ。

この忙しい現代社会において、毎日運動をするのは至難の業である。加圧であれば、週に一回程度行えば、それらを補うことが出来るのだから、しない手はない。

もちろん忙しくない人でも、空いた時間を他のことに回せるので、時間をもっとうまく使うことが出来る。

そしてもっとも良いと思えるのが、口呼吸にならないと言うことだ。

息が上がってしまう運動は、必ず口呼吸を誘発して、体には毒だ。

だからジョギングは体に良くない、ウォーキングのほうがずっと良い。

同様に、水泳も悪い、口呼吸を強制するからだ。

加圧は、ゼイゼイと息が上がってしまうことなく、筋力を付けていくことが出来る。

これが素晴らしい。

例えば、関節リウマチの方は、100%と言っていいほど口呼吸になっているが、これを強制しながら筋力も付けるというのはとても大変。

加圧では、激しい筋トレと同様のことを体に起こしながら、「あいうべ体操」も出来る。

しかも関節に負担をかけない。

「筋力を付けて下さい」

よく言われるけれど、痛いのにどうやって付けろと言うのか、動かせないのにどうやって動かせと言うのか、これらを解決できないので、このアドバイスは余り意味のあるものではない。

加圧であれば、ベルトを巻いてウォーキングするだけで筋力が付く。

日常生活レベルの負荷で充分に筋力アップが可能だ。

加圧の時はしっかりとあしゆびをのばすこと
それがよい筋肉を作っていく あいうべ〜