初めて加圧トレーニングに出会ったとき

「これはリウマチ患者さんのリハビリに使える!」

と直感した。そして、その直感は当たり、関節を痛めることなく筋力増強が得られるようになった。

私の医者としての人生は、どうやってリウマチ患者さんの薬を減らして行くのかという一点に尽きると思う。

あいうべ体操も同じだ。

リウマチの原因は未だはっきりとしない。でも、痛み物質を抑える薬が発明されたために、皆点滴に通う。

とても高額な医療だ。

そこにビジネスが発生するので、多くの人が集まってくる。

あいうべ体操・・・フリー!

フリーは、流行のはずなんだけどなあ??

それはそうと、加圧トレーニングとあいうべ体操の共通点とはなにか??


加圧は、言うまでもなく、小さな負荷で大きな効果が得られる。

スロトレも良いが、加圧の場合は、寝たきりや大きく関節を動かせない人でも、トレーニング効果が得られるところが違う。

ローリスク、ハイリターンの典型。

運動嫌いの私に最適。

加圧人種は、もっと筋肉を付けたい人と、なるべく面倒くさいことはしたくない人に分かれると思う。

当然私は後者。

出来ることなら運動はしたくない。

この文章を書きながら、足には加圧をしてる。今も。

究極のながら運動。

あいうべ体操も同じだ。

様々な”健口”体操があるが、どれも覚えるのが面倒くさく、すぐに忘れてしまう。

私もそうだが、患者さんもそうだ。

忘れない、いつでもどこでも、となると短く、素早く伝えられるものに限る。

一時期流行ったワンフレーズ政治と同じだ。

「あいうべ」

それだけを伝えて、とにかくやってもらう。

伝える方もラク、覚える方もラク、これもずぼらの発想だ。


ずばり、ずぼらの発想である。

加圧トレーニングとあいうべ体操


四肢を動かすのも大切、それと同様に口を動かすのも大切。

それは、根底で”ずぼら”で繋がっていた!

もちろん、どちらもまじめにすると疲れますよ。

私の中では、という話。

加圧しながらのあいうべ体操が、究極のずぼらだ

だけど体にとってはサイコー!

もちろんみらクリの患者さん方にとっては当たり前のこと。

加圧しながらあいうべすると、顔も引き締まって良いですよあいうべ〜