日本笑い学会の副会長・昇幹夫先生がいらっしゃった。
P1130534

博多で講演があり、そのついでにと寄って下さった。

岡崎先生のご紹介です(感謝!)。
昇先生と、私は同郷。

そして、昇先生ははじめが麻酔蘇生科、私は救急集中治療と似た分野。

そして、全然違うことを今はやっているというところも。

診療前の2時間たっぷりとお話しできた。

二人とも気軽に鹿児島弁のやりとり。

あいうべ体操の話、そしてもちろんゆびのばソックスを履いていただき、足元の話も。

各地で講演されておられるので、福岡にも息つく暇もなく、東京に発たれる予定であったが、とても刺激を受けた。

ややもすると、日常の中に、笑いが少なくなりがちであるが、笑う事が出来るのは、人間だけ。

笑って、息を吐いて、免疫力を上げていこう。


「難しいことを簡単に。説得ではなく、納得を」

簡単なことを難しくするのが知識人の仕事であるが、本来は難しいことを簡単に説明できねばらないと思う。

キャスターの池上さんが人気があるのは、そこじゃないのかな?彼の話は、聞いていてわかりやすいもの。昇先生の話も通じるものがある。

あっという間の2時間であったが、得たものは大きく、ご紹介下さった岡崎先生に大感謝である。

ところで昇先生は、産婦人科医である。

おもしろいことを聞いた。

nose-breatherという、生後一週間までの赤ちゃんは、鼻でしか息が出来ないから、吸引(痰など)は必ず鼻からするようにとの教訓があるそう。

nose-breatherとは、そのまま鼻呼吸者。

それが、いつの間にか習慣が変わって口呼吸者(mouthーbreather)になってしまう。

母親学級で、こういうことをお知らせしていくと、産褥期の病気はもっと減っていくだろう。

産褥期も、もちろんあいうべ〜