息子が、「あいうべカード持っている?」と聞くので、「何するの?」と聞き返すと。

「花粉症の人がおるけん、教えてあげると」と。
「あいうべで花粉症が治るんよねえ」

「うん、結構良くなるよ」

「じゃあ、やっぱり教えてあげよう」

どうやら、クラスに数名花粉症の児童がいるので、あいうべ体操を教えたいと言うことらしい。

小学生の約4割が、花粉症あるいはその類似に疾患を持っていると言われている。数としては膨大なものだろう。

子供でも、あいうべ体操をすると、花粉症、アレルギー性鼻炎などは軽快する。服薬しなくて良くなる子もたくさんいる。

問題は、それをどう継続させるか、動機付けをしてあいうべ体操を続けさせるかだ。

子供だって毎日クスリは飲みたくないだろう、でも飲まなくてもいい方法を大人が教えてくれないのだから、飲まざるを得ない。

算数を教えてもらっていない子供は、もちろん計算が出来ない。でもそれは、その子のせいではないだろう。教えてもらったけど、勉強しなかったというならば別だけれど。

では、誰のせいかというと、もちろん大人のせいだろう。でも大人も知らなければ、教えられない。

では、医者が教えればいいじゃないかという話になるけれど、医者も知らないのだから教えられない。

だって、医者も教えてもらったことがないから。クスリを使わずに人を健康にする方法を。

じゃあ、誰のせいなんだろう??

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「あいうべカード余っとる?」

息子が学校から帰ってきて、開口一番。

持って行った分は全部配ったけれど、足りなかったからまた持って行きたいという。 

あいうべカードの在庫が無くなってきたので、また新しいバージョンを作成する予定だ。色々な意見を聞いているので、それらを取り入れていこうと思う。

息子に、新しいバージョンのあいうべカードのことを話すと、はやく持って行きたいという。 

息子は、弁当を自分で作って塾へ向かった。子供の成長はありがたい。