来週、堀田修先生の新刊が角川コミュニケーションズより発行される。
私は、予約した。

堀田先生から直接連絡がありました。
ご連絡くださった方ありがとうございます。
先日、尋常性乾癬が著明改善した症例を紹介したと思うが、あれも慢性上咽頭炎を治療した結果だった。
薬にもいろいろあるように、上咽頭にもソンバーユが良かったり、塩化亜鉛が良かったり、ミサトールが良かったり、次亜塩素酸が良かったりと、病気や体質によってどれが効果を示すかがまちまちだ。

それらは試行錯誤していかねばならないのが、改良の余地アリ。

鼻うがいだけでも、鼻炎や蓄膿など耳鼻科的疾患のみならず、頭痛、肩こり、眼痛など周辺臓器、組織の炎症も改善することがある。

口もそうだが、鼻も命の入り口。

息をするのは、”生き”るにつながる。よく”噛む”は、”神”につながると言われるが、呼吸の方がさらに大事である。

精神科のことを、psychiatryというが、この”psych”は、Psycheプシュケというギリシャ神話に出てくる人名に由来する。元々「息」や「霊魂」という意味がある。

息をすることが、心や魂と関連づけられていた。

日本語と少し似ている。

息の仕方は、生きの仕方につながる。

今度の新刊には、もちろんまだ目を通していないがとても楽しみである。

鼻呼吸を日本の文化に!

堀田先生と手を携えてしっかりと取り組んでいきたい。

これを書いた直後宮城沖地震が起きた。仙台在住の堀田先生が気がかりだ。安全を祈るのみである。