腰痛が、内臓の病気からくる場合もあるから気を付けないといけないと言われますね。

急性のものであれば、大動脈解離とか尿管結石などもありますが、慢性的なもので、ガンだった。。。。なんて経験はそう多くするものではありません。
年末に、整形外科学会と腰痛学会が、重篤な症状がなければ画像診断は不要との見解を出しましたが、むしろ遅すぎる感じがしますね。

形の問題(出っ張っている、すべっている、引っ込んでいる)などで腰痛が起きていることは案外少ないものです。ですから、レントゲンを撮って症状と病名を"こじつけて"しまうわけです。 

ウソのようなホントの話を

 巻き爪と外反母趾で悩んでいた女性、爪に対してはワイヤーで一度整復するも、とってしまえばすぐに元に戻る。そのうち、外反母趾で痛みが出てきたため、色々受診するも

「様子を見ましょう」

以上の治療は特になく、そのうち、もしかしたら、、、別の病気が隠れているかもと、全身のMRIを勧められて、施行しました。

この時点で「??」と気がつけば良かったのでしょうが、そうやって医者から言われると、「そんなこともあるのかなあ」と。

そして、胸椎に「気になる部分」を見つけられて、造影CTを。

結果は何もなし。


そりゃそうでしょう。元は、外反母趾だったのだから。

どうしたことかと思案しているときに、みらクリを発見して遠方より受診されました。

痛みの問題は、親指を使えるようになることですぐに改善しました。

常に、原因と結果が違うところにある場合が多いと言っていますが、今回のケースはやはり、局所でしょう。MRI、CTはちょっとやりすぎかな。

何でも検査すれば良いってものじゃありませんね。

上記二つの学会でも、無駄な検査は極力避けるようなことになっていますし。

こんな時の考え方は、足の痛みが出ているけれど、普段の歩きはどうなんだろうと、靴を疑って見ることも大切です。

靴(原因)、そして外反母趾(結果)というわけです


2月2日講演会 チラシ2月2日の

「死ぬまで歩ける靴選び」

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