日本財団ビルで行われたPOIC研究会にて市民公開講座として講演をしてきました。

足指、ひろのば体操についてです。

この研究会では4月にも同じ場所で、簡単に足育についてお話ししていました。

その時、丁寧な手紙をくれ、切実な訴えを書いてきたMさんという若い女性がいました。 

ひどい腰痛で専門外来を訪れたところ、「腰椎すべり症」があるから、絶対安静、運動などもってのほか、手術も考えるべきという診断を下されました。

元々運動好きで活発な女性でしたが、運動をするな、動いてはいけないとの指示に驚きました。

確かに、腰痛はひどく、動くのもままならないのですから。

しかし、そのまま安静にしていても痛みは一向に良くなりません、不安でたまらず私の講演会に参加したのです。

動いてはいけないと言われたのですから、動きもゆっくりです。

実は、腰椎すべり症で腰痛が出るかどうかははっきりとしていないのです。

腰痛 → 検査 → すべり症

腰痛があり、検査をしたところすべり症が見つかった。ですから、あなたはすべり症です、と言われてしまいます。

自覚症状無し → 検査 → すべり症 

ところが、自覚症状がなくてもすべり症という人もたくさんいるのです。

こういう人は、どう解釈すれば良いのでしょうか。どれくらい腰椎がすべれば痛みが出るのでしょうか。明確にわかっていません。

実は腰痛は、原因のはっきりしない非特異的腰痛がほとんどを占めるのです。

Mさんにもすべり症が痛みの原因になることは少ないこと、足指をしっかり伸ばして、ひろのばソックスをはいてどんどん歩くことを勧めました。

これが4月のこと。

11月の講演会にもMさんは笑顔で来てくれました。

そして、皆さんの前で体験談を話してくれました。

痛みが改善していること、そして大好きな運動もしていること。もちろん手術はしていません,安静にもしていません。

すべり症とか分離症で痛んでいる、と言われたら「うんっ??」と一度疑問を感じてみてください。

それが原因となっていない場合も結構あるのです。

いつからすべっているのかいつから分離しているのか、痛くなった時期と滑った時期は一緒なのかおそらく覚えが無いと思います。

腰痛のほとんどは非特異的腰痛で,原因がはっきりしません。原因がはっきりしないと「やぶだ」と言われかねませんから、どうしても診断をつけねばなりません。

非特異的腰痛という「原因不明」という診断を下すのは医者も心苦しいのです。

打撲や転移性の腫瘍、腰椎圧迫骨折など原因のはっきりしている腰痛ももちろんありますから、そんな場合は結構診断がきちんとつきますが、数件専門医を受診しても診断名がまちまちなんて場合は、非特異的腰痛を思いだして下さい。

非特異的腰痛の治療の最初の一歩は、ひろのば体操です。

Mさんのように。私も嬉しくなりましたよ。


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