これ読了。

製薬メーカーと関係機関、省庁の繋がりというのは今に始まったことでは無くてずっと昔から有ること。

でもその当事者になってみないと、問題に気づくことはないという現実もありますね。

最初にディオバン問題とヒトパピローマウイルスワクチンHPPV問題が出てくるのですが、この構図もこれまでに問題になってきたことと同一です。

子宮頚がん予防ワクチンなんて言われていますが、どこにも子宮癌を「予防を確認できた」なんて事はかいてないわけです。だって予防できたかどうかなんて分かっていないのですから。そういうことですから、子宮頚癌でなくなる方が減るかどうかもまったくの未知数。でもこのワクチン接種によって死亡している人は世界に数百人。

こんなワクチンやクスリ、新技術の問題は、これまでもそしてこれからも繰り返されます。断言します。

 


これも、そしてこれも。
 


でも当事者にならないと真剣になれないですよね。


クスリによって救われた人、そして救われる人も大勢います。でもその反対の人もいます。

 むやみにクスリを飲むな、ワクチンを打つななんていっているのではありません。一歩立ち止まって、自分の頭で考えることも時には必要ですね。

これまでにもたくさんのこういう方達を診察してきました。

どうして知る努力をしないのだろうと思うこともありますが、特殊詐欺(オレオレ詐欺)に何回も会う人がいることを考えると、情報や手段を提供する側の伝達方法も巧妙化してきているので、仕方のないことかも知れません。

こんな症状ありませんか??

とCMで流れていても、その後ろに病人を増やそうとする様々な思惑が隠れていることが分からなければ、そのまま信じてしまうのも仕方ありませんよね。

「ウツは心の風邪です」このフレーズ一般の人のみならず、医師までもだませてしまうのですから。

病気の予防も大切ですが、元気な体を作ることはもっと大切です。

この二つ、同じことを言っているようですが、たどり着く場所がぜんぜん違うからです。