変形性股関節症と腰痛のため股関節の手術を考えていたところ、「ちょっと恐くなり」、「あまり期待もしないけど治ったらいいな」という気持ちからフットケアセンターを受診されたKさん。

Kさんはカゼを引きやすくすぐに寝込んでしまう、さらに便秘がちという悩みもありました。

左の股関節は変形性股関節症ですが、痛みが治まればまだ手術はしなくても良い程度でした。

股関節を悪くした原因として考えられるのは、内反小趾と仙腸関節炎。これらを改善させなければなりません。

足腰の問題に対処するセルフケアとしてはひろのば体操があります。

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こういう足指の「強制的な変形」が足腰を悪くする一因です。
 
ところが左脚は、側方に大きく開かないのでひろのば体操がきちんと行えません。

そんなときは,少し姿勢を変えた「変形ひろのば体操」をやっていただきます。

そして内反小趾に対しては、足指を広げるゆびのばソックスを。

さて「風邪を引きやすい体質」と「便秘」はどうしましょうか?

こちらはひろのば体操よりは簡単ですね。そうですあいうべ体操。

あ・アトピーなど「ア」レルギー疾患
い・「イ」ンフルエンザなど風邪、呼吸器疾患
う・「う」つ病などメンタル疾患
べ・「べ」んぴなどお腹の病気 (太田秀人先生作)

の「い」と「べ」が当てはまりますから、あいうべ体操も取り組んでいただきました。

クスリはなるべくなら使いたくありません。

Kさんの治療を開始して数ヶ月で、股関節痛改善、歩行姿勢改善が認められました。腰痛も改善し、色々なところへ出かけられるようになりました。

さらにさらにカゼも引かず、お通じも快調になりました。

「全てが良い方向に向かっていますよ」と笑顔でおしえて下さいました。

Kさんが自分自身の体のために継続して取り組んだ成果です。素晴らしいですね。

みらクリの今年の目標は、「治療も予防も」でした。

健康は、失ってみて初めてわかるものの一つですね。

元気な状態を維持するためにも二つのソクイク(息育、足育)あいうべ体操、ひろのば体操を活用して下さい。


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フットケアセンターのお問い合わせは092-415-2153(みらクリまで)
受診するのはちょっと・・・と言う方は、お隣のゆびのばひろばへご来店下さい。

〜〜〜〜〜著者紹介〜〜〜〜〜
今井一彰(IMAI Kazuaki) みらいクリニック院長
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック(JR博多駅すぐ)開業

内科医・東洋医学会漢方専門医・NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長

息育、口呼吸問題の第一人者として全国を講演で回る日々。
一般向けから専門家向け、幼稚園小学校から行政・企業向けなど幅広いジャンルの講演を行う。

あいうべ体操、ゆびのば(ひろのば)体操の考案者でもあり、Tv出演、マスコミにも広く取りあげられる。上咽頭炎治療(Bスポット)も行う。

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