3歳から気管支喘息に苦しめられて、私の一生はずっと喘息で悩み続けるものだと思っていました。

と、診療の終わり際にSさんが涙ぐんでしまいました。

アトピー性皮膚炎と気管支喘息の二つのアレルギー性疾患で受診してきた方です。
 プレゼンテーション1
喘息とアトピー性皮膚炎は何とか薬で落ち着いてはいますが、
抗アレルギー薬、去痰薬は手放せませんし、時々ステロイド剤の内服もしています。

皮膚へは、マイザー軟膏を塗っていました。

ある時受診した歯科医院で「口呼吸」を指摘されて、みらいクリニック受診を勧められました。

こういう紹介のされたかも時々あります。

Sさんは、遠方からの受診なので特急列車でも2時間以上かかります。それでも何とかなるならと思い切って受診をしました。

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あいうべ体操、口テープ(マウスリープ)、上咽頭擦過治療(Bスポット治療)とこれまでとはまったく違う治療(というか日常生活習慣改善)を行います。
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皮膚はマイザーの塗布を止めてしまったので、止めた当初は一時的にひどくなってしまいました。いわゆるリバウンドですね。

みらクリではリバウンドを経験することはあまりないのですが、 Sさんはドキドキしながらもマイザーを使用せずスキンケアを続けました。

すると徐々に浸出液などが減少して皮膚の状態が改善してきました。

ある時職場の同僚から声をかけられました。

「 最近喘息の発作も出ないし、元気がいいよね」と。

Sさん自身もちょっと歩くだけで喘息発作が出現していたのに、最近ではそれが全く出ないことに気づいていました。

もちろん抗アレルギー薬も去痰薬も使っていません。

ステロイドの塗布もせず、肌の状態も改善しています。

もう40年以上も悩まされ続けていた喘息発作ですが、こんなに短期間で改善するとは思ってもみなかたっと涙ながらに話してくれました。

私は、Sさんがそこまで思い悩んでいたのかとある意味驚きました。

口呼吸、この言葉を知っているか知らないかでSさんの人生は大きく変わりました。

患者さんも知るべきだし、そして何より医療者が知るべきなのです。

治療とは、「処方すること」「点滴注射すること」と信じて疑わない、患者、医療者が問題です。

私自身口呼吸問題を知らずに医療をしていると考えたら、、、、いや考えたくもないです。

ムダな薬、ムダな治療を提供し続けていたはずです。 

Sさんが思い切って遠方から受診をしてくれて良かった思います。そして、Sさんに「口呼吸」の指摘をしてくれた歯医者さんにも感謝します。

一人でも多くの人が、口呼吸の弊害から救われますように!

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〜〜〜〜〜著者紹介〜〜〜〜〜
今井一彰(IMAI Kazuaki) みらいクリニック院長
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック(JR博多駅すぐ)開業

内科医・東洋医学会漢方専門医・NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長

息育、口呼吸問題の第一人者として全国を講演で回る日々。
一般向けから専門家向け、幼稚園小学校から行政・企業向けなど幅広いジャンルの講演を行う。

あいうべ体操、ゆびのば(ひろのば)体操の考案者でもあり、Tv出演、マスコミにも広く取りあげられる。

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