ミサトールリノローションや塩化亜鉛など点鼻をする時に、坐位で顎を上に向けてという指導をするのですが、それが本当に上咽頭部に届いているのかを実際に見てみました。

すると、、、、仰臥位(寝た状態)でないとしっかりときちんと届かないことがわかりました。

また、点鼻してから顔を左右にゆっくりと振った方がさらによく広がることも。

これがBスポット治療をしても天蓋の部分が最後まで残っていた理由かも知れません。

上咽頭の治療をするとどうしても最後までで天蓋テントの部分ですねここが残ってしまいます。
なぜ残るのかないつも疑問だったのですが今回の内視鏡でそれがよくわかった気がしました。

もちろん、鼻腔から入った空気は上咽頭の部分で真下へ流れていくわけです。ここは空気が淀むところでもありますし左右の空気がここで合流して全て気管へと送られてきます。

いわば上咽頭は鼻腔の最後の砦として機能している。となると汚れてしまうのは必然です。

やはりきちんと上咽頭部にミサトールなどの液体を止まらせるためには、一定時間安静にしておくことが推奨されます。

例えばさらに届きにくいところにまで止まらせようとすると、ベッドの端から頭を出してかなり顎上げた状態つまり後屈した状態にする必要があります 。

ここで注意していただきたいのは、あまり顎を上げ過ぎたりすると嗅球匂いを感じる鼻の一番てっぺんの部分ですね、ここに液が行く恐れがありますからやはり始めあるいは慣れないうちは仰臥位のままで行った方がいいでしょう。 

〜〜〜 著 者 紹 介 〜〜〜
今井一彰(IMAI Kazuaki) みらいクリニック院長
1995年 山口大学医学部卒業 救急医学講座入局
2006年 みらいクリニック(JR博多駅すぐ)開業

内科医・東洋医学会漢方専門医・NPO法人日本病巣疾患研究会副理事長

息育、口呼吸問題の第一人者として全国を講演で回る日々。
また足育に精通する医師としての一面も(日本靴医学会所属)。

一般向けから専門家向け、幼稚園小学校から行政・企業向けなど幅広いジャンルの講演を行う。

あいうべ体操(息育、口呼吸防止)、ゆびのば(ひろのば)体操(足育 足指を広げる)の考案者でもあり、Tv出演、マスコミにも広く取りあげられる。上咽頭炎治療(Bスポット)も行う。

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