貴重な日曜日にもかかわらず、多くの方にお集まり頂きました。
講演内容は、もちろん「薬を使わずに、みんながラクになる医療」です。
これを2時間という限られた時間でお伝えしなければならないので、大変です。
今回は、中でも「あいうべ体操」によるウツ治療を最後にお話ししました。続きを読む
薬を使わない治療を目指す福岡博多の内科クリニックです。息育 足育二つのソクイク。あいうべ体操(口呼吸改善)、ゆびのば体操(足指体操)。
あいうべ体操・ゆびのば体操の「みらいクリニック」院長 今井一彰>爪もみ
ソックスセミナーの会場で、「潰瘍性大腸炎があまり良くならないんです」とのご相談。
以前、ゆびのばソックスで体温が上がって、症状が軽快した話を書いたことがあるから、ご質問されたのでしょう。
「爪もみや呼吸法をやってはいるんですが・・・・」
ブログを読んだ嫁が
「なんだか最近は文章に切れがないねえ」
と言ってきた。
「なんだかブログ見てますよって声をかけられることが多くなって、あんまりうかつなことがかけないなあと思って、どうしても筆が鈍ってしまってね」
個人名が特定されないようには注意を払っておりますので、もし””という表現があれば教えてください。
ところで、靴にはちょっとこだわりのある私ですが、現在履いているのは「finn comfort」と「Ganter」というドイツ製の靴です。院内のサンダルは、(未だに数年前の)ビルケンのalproを履いています。ビルケンはサンダルも持っていますが、中敷きが堅くて好みではありません。alproは静電気防止のために(仕方なく)履いております。
finn comfortもGanterもちょっと値段が高めなのが玉に瑕です。まぁ当たり前なのでしょうが、頻繁に買うというわけにもいきません。
本題です
屋外での撮影を終えて、水道橋駅近くの懇親会場に向かいました。店内にはいると、もうほとんど満席状態、すでに宴たけなわといった感じです。
やっと空席を見つけて、座りました。さて、とりあえずのビールをと思い、目の前のピッチャーに目をやると、やりましたプレミアムモルツでした。心の中で大喜び!!一杯目は一気に飲み干しました。
両側に座っていた方とは面識が無く、左の方から声をかけられました。名刺を渡すと、「AKA(関節運動学的アプローチ博田法)もするんですか?」と訪ねられ、「AKAで腰痛を治してもらったんですよ」とうれしいご報告を聞きました。右の先生は福岡県飯塚市で開業準備中の方で、「私も飯塚に住んでおりました」、と話に花が咲きました。
いろいろなテーブルを巡り、ライターのNさんとNさんからご紹介いただいた出版社のMさんと加圧トレーニングや”あやしげな”治療についてのお話をしたり、S書籍のT社長に「こんなのどうですか??」と売り込んでみたり。
別のテーブルに移ったときに、
「いまかず先生にはこの人にあってもらわなければ」とHさんが呼び止めました。
「こんばんは、お世話になります」
関西弁で話すこの人は、聞くと靴や靴下の専門家といいます。関西弁からあやしげな雰囲気が漂っています。
私の足を見るなり
「右の膝が悪いですね」
「何で分かりますか?」
「いつも見ているから分かります」
私は、若い頃に両膝を痛めて手術をしています。
「でも左足の方が悪いんです」
「それはかばい足です(悪い方をかばってしまうので、良い方が悪くなってしまうの意?)」
「じゃあ手をお腹の下で組んでみてください。私がそれをぐいっと下に押しつけると、右足が出るはずですから」
(もううさんくささ爆発ですまた変わった人をHさんも紹介するモンだな)
ぐいっ
(とととっ)右足が出てしまいました。そんなことあるモンかと足を踏ん張っていたつもりでしたが、右足が出てしまいました。
「次は後ろで組んでみてください」
同様に右足が出てしまいます。
「じゃあこれを履いてみてください」
と出されたものが、五本指ソックスです。
「これは中足骨を締めるからとても安定するんです」
と説明を受けましたが、五本指のソックスくらいだれでも履いたことがありますよね。それで変わること無いだろうと、ちょっと不格好なソックスをものは試しと履いてみました。
良く違いが分かりませんが、、、
「じゃあまた押してみますよ」
「あれっ今度は足が出ないですね。とっても安定しています」
周囲の人も不思議がっています。
「じゃ歩いてみてください」
靴下のみで歩くとずいぶんと楽に歩けます。まぁこんな事もあるのかなくらいにしか”思いたくなかった”のですが、明らかに違います。
「私は靴にはちょっとこだわっているんですよ」
「ちょっと見せてください」
「finn comfortもいいですが、丸ヒモはダメですね」
「そんなヒモの形で変わらないでしょう」
「いや全然変わりますよ。結び方でも変わりますよ」
「そんなこと無いでしょう」
とちょっと変わったヒモの結び方をしてもらいました。finn comfortの靴は私に合っており、とても気持ちよく履いていましたが、踵の部分がちょっと軟らかいのが気になっていました。
「これも良い靴ですが、ここ(踵の部分)が弱いのが欠点です」
と思っていたことをそのまま指摘されました。
歩いてみると””
言葉では表現しづらいのですが、それまでの靴が”ぴたっ”という表現なら、まるで靴が足に吸い付くように、そして羽が生えたように”ぴったり”なのです。歩きが全く違います。ヒモの結び方でこれだけ違うなんて!!
「こっちも変えてください」
右だけ結び方を変えてもらっていたので、左が気持ち悪くなってしまいます。
あぁあ
何という気持ちよさ。私は足の格好が不格好なので、靴選びには苦労するしていました。いろいろなメーカーのを試しましたが、これはというのは現在はいているものが最高でした。
しかし、靴下とヒモの結び方で別の次元に行ってしまった感じです。
Hさんが「この人には会ってもらわないと」と言っていた意味が良く理解できました。
これだけのことで靴が変わってしまうならば、私はこれまでとても損をしていたことになります。もうこの靴下無くては生活したくない、このヒモの結び方以外では歩きたくないと思わせるくらいの変化です。
この靴と靴下の専門家さんは、松藤さんと仰います。郷里はなんと福岡だそうで、GWには実家に帰省されると言うことでしたから、
「是非、途中でみらいクリニックに寄ってください」
と無理をお願いして、寄っていただき、さらに詳しくお話を聞くことにしました。
私は、足先だけが冷えるのですが、この靴下をはいていると全く冷えないのです。まさに自動で爪もみをしてくれている状態です。
しかし、文章だけでは伝わらないでしょうねえ。返す返す残念です。
感激を携えながら続く、、、、
この研究会には、加圧トレーニングの統括指導者の先生達が多くいます。司会の牧先生、座長の伊藤先生も加圧トレーニングドクターズネットの一員です。
両先生とも加圧についての談義を少しばかりして(なかなかお会いする機会もないので)いろいろなヒントをいただきました。各地で加圧が疾患治療として応用されているのをお聞きすると、とってもうれしいですね。
午後の部は、うつらうつらZZzz〜〜。
起きているのか寝ているのか分からないトランス状態の中、研究会のHさんに起こされた(ということは寝ていた??)。「カメラマンが来たのでこちらに」
今回はある企画のための写真撮影もあり、そのうち合わせも兼ねております。
「これが白衣です。いつもは福田先生が着てるんです」
と研究会のAさんに渡された。Aさんが、受付の際に「今日は白衣を持ってきましたから」と言っていたのはこれでした(思い出した)。
福田先生のじゃ小さいかな?と思いましたが、袖の長さが少し足りないくらいで案外ぴったり。サイズを確認してまた会場内へ。そして、トランス状態へ。
斑目先生の湯たんぽにはいつも感心させられる、簡単だなと思いつつも、なかなか実行していないので、今回こそはと発表を聞いて自分に言い聞かせる。
一般演題も終わり、研究会の一番最後は安保教授の講演でした。その前に、ちょっと休憩タイム。
前回の安心の取材の時は同行してこられなかったライターのNさんとちょっとお話。私はNさんのことが大好きなんです。私の思いをよく分かってくださっている。いろいろな医療のことも知識がおありなので、お話していてとても安心します。
ところで、ちょうど一年前にこの研究会に参加したときにOさんに筋力アップクンをお渡しした。その時は、「なんだそれ??」と周囲の反応はちょっと冷ややかでした。しかし、私は
「必ず目にする機会が増えますよ。Oさんに先見の明があったことが分かりますよ」
とお話しておりましたが、昨今の加圧トレーニングに関する情報量はそれを証明してくれています。
閑話休題。
安保教授の講演は、これまでの研究成果の簡単なまとめのようなものでした。これまでの著作の中で語られているものばかりだったので良い復習になりました。
その後、室内と屋外で写真をとり懇親会場へと向かいました。
”衝撃”の話はこの後。
自律神経免疫治療研究会は、福田・安保理論(白血球の自律神経支配)を基礎にして刺絡治療に始まり爪もみ療法、そしてつむじ治療と移り変わってきています。
福田先生はつむじ治療を中心に据えてきておられるようですが、従来の針を使った刺絡治療を継続しておられる先生もいます(どちらが良いという話ではありませんのでご注意を)。
今回は、日曜日の朝、福岡を発って、東京に一泊して山口宇部へ向かうという計画を立てました。
日曜日の朝、空港でチケットをとろうとすると「欠航便」となっており、機械では受け取れませんでした。なにやら千歳空港が大雪のため飛行機の離発着が出来なかったとのこと。ほぅこの時期でも大雪ですか。雪国の方は大変です。
ということで、1時間後の便に振り替えとなりました。そうすると何もすることが無くなってしまいます。書店でぶらぶら立ち読みして、ラウンジで独りごちておりました。時間が空くと余計なことを考えるもので、
「今ビールを飲んだら美味しかろうなぁ」
とささやく声が聞こえます。すると、右手は缶ビールが握られておりました。不思議なことがあるものです(カンパーイ(´・∀・`)
朝食を機内で摂る予定だったので、全くの空きっ腹。こりゃビールがしみます。
ほんのり良い気分になり、機内へ。サンドイッチをほおばりながら、またビールを注文してしまいました。もう一本!!と行きたいところでしたが、何とか自制。というのも、お隣の方とちょっとお話が弾んでしまって、「東京には勉強へ」といった手前、またアルコールもいかがなものかと思ったのです。
一時間ほど遅れて会場へつきました。二年間払っていなかった年会費もずばっとキャッシュで払い(当たり前)ました。しかし、まだ12時にもならないというのに午前の部は終わってしまって、お昼休みになっていました。
席について会場を見渡すと林先生が来ていました。
「あっ先生、お久しぶりです」
「あぁお元気ですか?先生は、半日のために来たの?」
「いやいや、飛行機が、、、、」
などと近況報告をしながら(こういう交流で得るものが多いですね)、兵庫のU先生も加わり楽しく談笑しておりました。
すると、後ろから突然
「気功に興味ありませんか?」
と話しかけられました。見ると、名刺を出されてなんだか売り込みのようでした。面倒くさかったので、
「全くありません」
と言って姿勢を戻したのですが、林先生は「まぁありますけど」といって、その後5分くらい何だか説明を受けていました。(あ〜あ、先生は人が良いから)
話ながらぱらぱらと研究会の抄録を見ると、○○式、▲▲方式などと発表者の名前を冠した治療法(と称するもの)がちらほら。私は、こういう自分の名前を付ける人とは与しない主義なので、こう言う発表が続くようであれば、この研究会とはおさらばだなと思いつつ、うんざりする気持ちで一杯。
「自分の名前をどうしても付けたいなら他でやってくれ」
私も名前を付けようかしら、AKA博田法(いまかず方式)、みらいクリニック式”あいうべ”
あ〜〜あほらし。
ところでビールを2缶飲んじゃったので、おしっこが近いんです。空港から、すでに2回行っています。一日のうち5回ほどしかおしっこをしない私にとってはかなり多い回数。
またしたくなっちゃった。
トイレに行く途中に、なにやら会場の外で、足のことを色々議論している人達が今した。
また訳の分からない人達が、、、、 (まったくもって私もそうなんだけど、、、自分ではとてもまともと思っているから)。
しかし、このチラ見が後で大きく私の運命を変えることになるのでした。
今年最大の衝撃!!
続く。
先月、大阪の牧リハビリテーション病院で開催された患者さんの勉強会に参加しました。前日の夜は、法善寺横町で主催の牧先生が福田稔先生をお招きしての宴会でした。
最近は、福田先生はつむじ療法をやっていると聞いていたので、実際に施術していただきました。
それに使用するのが、「つむじ風くん」という両端に磁石がついている太いボールペンのようなもの。筋力アップクンやつむじ風くんなど、そういうネーミングが流行っているのか、、、、。まぁ可愛い名前です。
福田先生に
「おまえは、鬱血しとるなぁ」
と言われながら、つむじ風くんであまたのツボを刺激される。「つむじ風くん」と可愛らしいネーミングに反してその刺激と来たら、、、
★☆!※×(;´_`;)
私は、痛いことがきらいなので患者さんにもなるべく痛いことをしたくないのですが、それにしても痛い!!!!
刺絡治療(自律神経免疫治療)よりも意味が残ります。
すこしお酒が入った上での痛みだからしらふでは???
早速「つむじ風くん」を購入し、翌日から刺絡治療を止めました。
というのも、つむじ治療をしてもらった後から、頭がすっきりとしてとても良い調子だったから。
患者さん方には、刺絡よりちょっといたいですよ、と告げてはじめると。
私と同じような表情をされる方が続出しました。(当然ですが)
針とつむじとどちらが良いですかと聞くと、半分の方が支持。もう半分の方はどちらでも良いとのことでした。
福田先生は、すでに刺絡治療よりつむじ治療をされておられるとこのとで、当院でもつむじ治療をメインにはじめました。
手軽に出来てとても効果があります。
筋力アップクンとつむじ風くんの二人の坊やで医療が成り立っている私の立場は、、、。